この前見た映画

今まで映画館で1800円払って見るぐらいならDVDになるの待つわ派だったけど、最近月1〜2ヶ月に1回ぐらい映画見てる気がする。

いつかの土曜日にゴロゴロ王様のブランチ見てたら「あっ、これ見に行きたいな」って思ったのが、先週末まだやっていたから


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スリー・ビルボード

娘を殺され狂った母親が、犯人を捕まえない無能な警察を三枚の大きな広告看板で煽り、そこから色々あるお話(適当)


もちろんストーリーや事実もどんどん展開していくのだけど、そこから色々な立場の登場人物の一人ひとりが、良くも悪くも変わっていく。感情移入が追いつかなくてどんどんと進んでいく物語についていきながら、ただずっと泣いていた。隣のお姉さんもずっと泣いていた。何となく、「あっ、隣の人泣いてる。」という謎の安心感が互いに生まれ、更に泣いた。

私は高校生の頃から犯罪心理学を学びたい!と心理学部に進学した歪んだ人間なので、小説や映画もサスペンスが好きで、これも人死んでるし面白いだろ見てみよみたいな気持ちだったのだけれど……感動映画よりも泣いていた気がする。多分今まで見た映画の中で一番疲れた。終始暗いし重い内容というのもあるけれど、出てくる登場人物達が本当に一人ひとり際立っていて、誰の立場にも共感できて、気持ちが分かるけど、もう一方の立場に立つと……あー苦しい……みたいな。
でもいまだに気付くと映画を見たあとのあのぼーっとした余韻が残っているというか、「人間の最期って……」と考えはじめてしまう、自分の生活まで侵食されてしまったそんなお話だった。

まだ上映中だから見てほしい。


あと最近だと「嘘を愛する女高橋一生ってなんであんななよなよしてるのにイケメンって言われるんだろ、私も同棲からの結婚を意識したい、長澤まさみ劣化したな、ぐらいの感想。涙腺がお婆ちゃんだから泣いたけど、DVD待っても良かったなぁという感じだった。

眠い、おわり。