1/3も伝わらない

この前フォロワーたむと会ったときに、私のブログの話になって、そこからなんとなく高校生の頃を思い出した。


高校生の頃の自分は、
「たとえ自分が意図しなくても、回り回って誰かを傷つける可能性が一ミリでもあるなら、口を開く必要ないな。」
って、他人とコミュニケーションを取るの避けてた。


でも結局、人と関わるのってその繰り返しで、一生「そうじゃないよ!」「それは誤解だよ!」って言い訳し続けて生きていくのが、生きていくということなのであって、避けられないことなのだと思った。
言い訳っていうとネガティブだから、弁解というか訂正というか。(結局ネガティブな気がするけど……)




私は語彙力が豊富でもなければ、感情を言葉に変換するのも得意ではない。
そとそも、言葉って自分の思い全てが表せるものではない。

思っていることを【100】とすれば、
口に出して音にした時点でどんなに日本語の得意な金田一ナンチャラさんが丁寧に説明し尽くしても多分【90】ぐらいになってしまって、更に言語化が苦手な人となれば【70】【60】となってしまって。
今でも私は「あ〜これ多分伝わらないな」って思ってしまうと、もう【60】で相手に理解されるぐらいなら【0】でいいや、言うのやめとこうとか、【100】をいかに鮮度の高いまま相手に届けることを諦めてしまう。良くない癖なんだけれど。
もうこのブログ打ちながら自分の言いたいことがひっちゃかめっちゃかで全部消したくなってる。けど思っていることなんて届かないから仕方ない。



今は高校生の頃と違って、他人と関わりを持つことで面倒くさいことは死ぬほどあるけど、基本的に「人は一生分かり合えない」「だけど言葉をつくす努力はしたい」っていう考え方でいられるのは、歳を重ねていろいろなことに鈍感になったからか自分が変わったのかは分からないけどとりあえず生きてる。
でも生きていくからには、自分なんぞの言葉が他人に刺さるはずがないという、無責任な考え方は良くないと思った。






久しぶりに溜めた下書きからテキトーな投稿しなかった。えらい。